日本モレックスは、高導電性が求められるアプリケーションや過酷な環境下での使用に適したモジュール型CMC接続システムの新製品「CMCハイブリッド・コネクターシステム」を発表した。
CMC接続システムは、ECU(エンジン・コントロール・ユニット)、ギアボックス、サスペンションコントローラーや電気式パーキングブレーキなど、自動車のパワートレイン用標準インターフェースとして広く使用されている。
新しいCMCハイブリッド・コネクターシステムは、32極、気密性に優れた電線対電線接続、高密度といった特徴を持ち、主に乗用車やトラック、バスなどのパワートレインや、ボディエレクトロニクスに適している。
このCMC接続システムを車両に導入することにより、ハーネスメーカーは、必要とする電線対基板、電線対電線の両接続を1つのシステムに統合することができる。これによって、部品調達の効率化と生産プロセスの最適化が図れるとともにトータルコストの低減にもつながる。