【特集 北京2012】エンジン・足回りは二の次

北京の車好きが集まる場所、それが北京市の中心部から南西に約10kmのところにある「西国貿汽配基地」である。「汽配」とは日本語で「自動車部品」のこと。そこで買い物に来ていた青年に、北京のカスタムカー事情について聞いてみた。

自動車 社会 社会
北京の車好きが集まる場所、それが北京市の中心部から南西に約10kmのところにある「西国貿汽配基地」である。「汽配」とは日本語で「自動車部品」のこと。そこで買い物に来ていた青年に、北京のカスタムカー事情について聞いてみた。

「エンジンや足回りのチューニングは北京ではメジャーではない」と語ってくれたのは、24歳の王超さん。愛車であるアウディ『S4』のインパネを交換しにきたのだという。

S4はアウディのミドルサイズセダン『A4』のハイパフォーマンスモデル。スーパーチャージャーを備えた3リットル・V6エンジンに、専用のサスペンションやトランスミッションが装備されたスポーツカーだ。加えて、王さんのS4はドイツのコンストラクター「mtm」仕様というからその性能は折り紙付き。車両本体を約44万元(約554万円)で購入、カスタムには5万元(約63万円)ほど費やしたという。

しかし、王さんのように優れた動力性能を持った車に乗る人はあまり多くない。「ハイパワーのエンジンを積んでいたって、北京ではそれを発揮する場所がない。だからみんなインテリアにお金をかけるのです。まだまだ走りを楽しむ人は少数派です」とその理由を語ってくれた。
《瓜生洋明》

編集部おすすめのニュース

特集