【INDY500 2012】レースがなくてもお楽しみいっぱい

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
名物おじさん登場。
  • 名物おじさん登場。
  • 23日(水曜日)はコミュニティ・デー。
  • 走行がなくてもそこそこの賑わいを見せるスピードウェイ。
  • チーム・グッズを売るお土産物屋さん。
  • イベント・グッズを売るトレーラーは場内のあちこちに。
  • ロック・サウンドが場内に響き渡る。
  • 500フェスティバル・プリンセスがピン・バッジを配る。
  • 貰ったピンは観音開きのギミックが付いた逸品。

INDY500の予選は20日に終わり、決勝レースは27日の日曜日。それまで今週は金曜日のファイナル・プラクティスまで一切の走行がない。

ならばファンも暇かというと、そうではない。5月の1ヶ月間を通じて500フェスティバルは毎日のようにイベントが目白押しなのだ。水曜日は「コミュニティ・デー」と銘打った一日となった。

スピードウェイに入ると今日のスケジュールがびっしり書かれたパンフレットを渡された。そこに11時からピンバッジの配布があると書いてあったので指定の場所に行く。500フェスティバル・プリンセスたち今日限定のピンバッジを手渡してくれた。行列はなく、拍子抜けするほどあっさりゲットできた。

普段は入れないピット・ロードでは歴史を彩った名車たちを間近に鑑賞できた。
ミュージアムでも見ることは出来るが、ここではロープもない。マシンについて聞きたい事があれば、そばに腰かけたオーナーに訊くと何でも答えてくれる。

後ろの本コースではひっきりなしに車が走っているが、これは一般客のもの。4日後にインディ500が行われるそのコースをなんと自分の車で走れるというサービスだ。

子供たちへの配慮も細かく出来ている。この日だけ我々メディア用の駐車場が子供たちのための「キッズ・ゾーン」に変身していた。足漕ぎカートやゲーム等、素朴な趣向ではあるが子供たちは大喜びだ。

しかし、なんといってもこの日一番の目玉はドライバーのサイン会だろう。33人のドライバーが11人ずつ3つのグループに分かれてファンと接する。1時間前に整理券代わりのリストバンドを手に入れたら、好きなドライバーの列に並べばよい。

ひとりのドライバーからひとつだけとか、写真は遠慮してとかのルールはあるのだが、縛りはとっても緩い。写真やら本やら持参した物にサインさせた上に、ハンドアウトと呼ばれるカードまでしっかり貰って行く。子供だとむしろドライバーの方から「一緒に写真を撮ろう」と声を掛けてくれるくらいだ。

そんなにのんびりしながらも、ほとんどの人が11人全員のサインを手にして満足気に帰る。ちなみにこの日の入場料は10ドル。先週のプラクティス・デーと同じだ。今のレートでいえば800円ということになる。これを高いという人はいないだろう。

《重信直希》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集