九州電力は、グループの光洋電器工業とリチウムイオン電池を搭載したポータブルLED照明装置を共同開発し、6月1日から販売を開始する。
九州電力総合研究所と光洋電器工業が2010年度から都市部での夜間工事に対する騒音対策や非常用電源への活用を目的に、共同で研究開発に取り組み、今回製品化した。
開発した製品は、リチウムイオン電池を搭載した屋外での使用が可能なポータブルLED照明装置で「照明専用タイプ」と、「照明・電源兼用タイプ」の2種類。
九州電力は、東日本大震災による災害救護支援を目的に、ポータブルLED照明装置やポータブル電源装置を日本赤十字社の要請により無償で貸し出し、被災地に設置された臨時医療施設の照明用などに活用された。
新製品は5月23日から24日にかけて開催予定の「九州電力総合研究所第6回研究成果展示会」に展示する。