ルノー・ジャポンから300台限定で導入された『カングークルール』のボディカラーは、フランスのバカンスをイメージして選ばれた3色である。
フランス人がバカンスに行くとき、カマルグ地方が憧れのロケーションというのは、プロダクトプランニングマネージャーのブレン・フレデリックさんの弁。「マルセイユ地方の西側にあり、塩と馬が有名で、カウボーイがいるなど少しアメリカも感じさせるこの地方には、砂浜があるのです。この砂浜をイメージしたのが、ベージュカマルグです」。ブレンさんによると、コートダジュールはほとんどが砂利で、砂浜はカマルグの砂を持って行って作った砂浜なのだとか。
そして、カマルグ地方に行くには、プロバンスを通っていく。「プロバンスの代表的な木はオリーブの木です。オリーブの葉っぱをイメージしたのが、ヴェールパステルです」。
さらに、「海に着き、カマルグの砂浜を見て、(次に見る)地中海のブルーをイメージしたのがブルーエクスプレスなのです」と語った。