BMWグループ第1四半期決算…純利益は18.1%増

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新型BMW 3シリーズセダン(欧州仕様)
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BMWグループは3日、2012年第1四半期(1-3月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、MINIやロールスロイスを含めたグループ全体の総売上高は、前年同期比14.1%増の182億9300万ユーロ(約1兆9120億円)。純利益は13億4900万ユーロ(約1410億円)と、前年実績に対して18.1%増を達成した。

2012年第1四半期の世界新車販売は、前年同期比11.2%増の42万5528台。このうち、BMWブランドは11%増の35万6548台だった。

第1四半期の車種別実績では、『3シリーズ』が2月のセダンのモデルチェンジ効果により、前年同期比13.6%増を記録。3シリーズ全体では、3.9%増の9万1189台を売り上げた。また、新型『1シリーズ』も20.2%増の5万4160台と好調だ。

SUVでは、『X3』が前年同期比55.3%増の3万5248台と牽引。『X1』も8.4%増の2万9532台と支持された。『X5』は14.7%増の2万6563台、『X6』は13.7%増の1万1048台という結果。

市場別では、中国が前年同期比36.6%増の8万0218台、米国が16.5%増の7万5931台と大幅な伸び。欧州は、0.5%増の20万1063台と微増だった。

BMWグループのノルベルト・ライトホーファー会長は、「販売台数、売上高、利益のいずれも、第1四半期としては、過去最高。世界中でBMWグループの魅力的な車に、強いニーズがある」と述べている。

《森脇稔》

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