英国ロータスカーズは23日、中国で開幕した北京モーターショー12(オートチャイナ12)において、『エヴォーラ GTE チャイナリミテッド エディション』を初公開した。
同車は、2012年が辰年であり、龍が中国のシンボルであることにちなんで設定される特別モデル。『エヴォーラ』の最強グレード、「エヴォーラGTE」をベースに、中国の顧客の購買欲を刺激する専用装備が盛り込まれた。
走行面では、サスペンションのチューニングを変更。ロータスカーズによると、中国の道路事情に合わせた変更だという。インテリアには、レザーとカーボンファイバーの採用部分が拡大され、ラグジュアリーな雰囲気が強調される。
エンジンに変更はない。エヴォーラGTEと同じく、3.5リットルV型6気筒スーパーチャージャーは、最大出力444psを発生。「エヴォーラS」に対して、94psものパワーアップを達成し、歴代ロータスの市販車しては、最強の出力を獲得した。
エヴォーラ GTE チャイナリミテッド エディションは、中国市場限定で118台をリリース。ロータスカーズの親会社、グループロータスのダニー・バハーCEOは、「スポーツカー販売にとって、大きな可能性を秘めた中国市場に、さらに魅力的な商品を届けていく」とコメントしている。