トーロロッソのドライバー2人が将来のレッドブルのシートに対して最短距離にいることは、過去の歴史からも、またクリスチャン・ホーナーも明言していることだが、ジャン-エリック・ベルニュの口からは、そんなことは意に介さないといわんばかりの発言が飛び出した。
「僕たちがトーロロッソに乗って、レッドブルのシートを争っているという話をよく耳にすることがあるが、そんな競争は起きていないよ!」
「僕はトーロロッソ所属のドライバーであって、このクルマでポイントを獲得するのが仕事だと思っている。15位でもチームメートより前なら上出来だとか、僕は考えていない。たとえリチャルドの後ろであっても4位が良い」
「今、この口からチームメートの後ろでも満足だと言っちゃった気がするけど、それはやっぱり嫌だ!(笑) レーサーは一つでも前で争ってこそ価値がある。後ろの方の出来事はどうでも良いってことだよ」