東海ゴム工業は25日、インド・デリー近郊の自動車用防振ゴム新工場の起工式を実施した。
新工場は、2008年5月に設立した、自動車用防振ゴムを製造・販売する100%出資の現地子会社「トーカイ・ラバー・オートパーツ・インディア・プライベート(TRIN)」の第2工場となる。2013年11月に量産を開始する予定で、インド北部の自動車メーカーに防振ゴムを供給していく。
式典には、製品納入先の自動車メーカー、現地工業団地の関係者などが出席。東海ゴムの成瀬哲夫会長は「TRIN がインド従業員とともに『安全第一、品質第一』の職場を築き上げることを望む」と挨拶した。
新工場は、同社にとってインドで3か所目の生産拠点となり、インド国内の主要な自動車メーカーへの納入体制を強化する。