F1チーム、フォースインディアのロバート・ファンレイ副代表(監督)は、5月1日から予定されているムジェロテストにフルアップグレード版の「VJM05」を持ち込み、ここをステップに一気にミッドフィールドの前方ポジションに駒を進めたいと語った。
「5月のムジェロテストを境に、開幕当初に目標としていたポジションに追いつくことができると考えている。昨年の後半にコンストラクター6位確保にリソースを集中したせいで、今年のマシンの開発に影響が出たことは否定しない。レースカレンダーに換算して4、5戦分に相当するくらいの遅れだと見積もっている」
「そこで、開幕から4戦は、これ以上引き離されないことを目標に(防衛的に)戦い、シーズンの展開を追いながらアップデートを行おうと決めた。その意味では、ほぼ目標どおりに進行していると思う。上海とバーレーンを何とか切り抜ければ、その後のポジションはおのずと見えてくるだろう」
「ドライバー2人には現状でベストのマシンを用意できていないが、彼らは思いもよらない善戦で応えてくれた。ムジェロテスト以降はきちんと戦えるマシンを用意するので、あとしばらくの間頑張ってもらいたい」