三菱自動車が発表した2011年の生産・国内販売・輸出実績によると、総生産台数は前年比2.8%減の114万0332台と、2年ぶりにマイナスとなった。
国内生産は同8.6%減の60万3594台と、2年ぶりに前年割れとなった。東日本大震災による部品不足で減産したため。
国内販売は同16.2%減の14万7606台と、2年ぶりに前年を上回った。主要ブランドのうち、『パジェロ』を除いて低迷した。
輸出は同2.4%減の43万8033台と、2年ぶりのマイナス。北米向けは同12.5%増、欧州向けが同16.6%増となったが、一方でアジア向けが同7.4%減と落ち込んだため。
海外生産は同4.7%増の53万6738台と、2年連続で前年を上回った。欧州は低調だったが、アジアが同4.9%増、北米が同26.5%増となった。