【アルファロメオ ジュリエッタ 日本発表】ヘリテージの要素をちりばめつつも

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アルファロメオ ジュリエッタ
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日本でも発表されたアルファロメオ『ジュリエッタ』のエクステリアデザインには、アルファロメオのヘリテージの要素がちりばめられている。

フィアットグループオートモービルズジャパンマーケティング本部プロダクト・マネージャーの海谷博樹さんは、「フロントグリルやその下のバンパーに組み込まれたグリルの形などがその一例です」という。具体的には、初代のジュリエッタのフロントグリルと同様に太い横バーのラインが入っていることや、3分割されたグリルがそれにあたる。他にも、新型ジュリエッタの先代たる『147』に見られたドアハンドルをウインドウフレームに隠すなどの要素がある。

ただし、こういった過去のヘリテージをちりばめつつも、「ライトの形は『8C』から始まる新しいアルファロメオのアイデンティティを取り入れ、パッケージも犠牲にしない範囲で出来るだけ、クーペスタイルなものにすることで、新しいイタリアンスタイルとしています」。つまり、様々なヘリテージを受け継ぎ、かつ、現在のCセグメントで表現するとこういうデザインになるというアルファロメオからの回答なのだ。

最後に海谷さんは、最も印象的なものとしてテールランプを挙げた。「これはアルファロメオならではです。『MiTo』の丸型のデザインを横方向にも発展させたもの。すごく印象的で、他のメーカーのどこを探しても絶対にない、とても印象的なグラフィックだと思います」といい、そのリアデザインも、「ルーフは絞っているものの、ショルダーが張り出しているので、マッシブでマスキュリーな印象を与えています。しかし、サイドに回り込むとすごく美しいというデザインなのです」とその完成度に自信を見せた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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