安川電機、塗装用最適化ロボットの新型を開発

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安川電機の塗装用途最適化ロボットEPXシリーズ
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安川電機は19日、塗装用途最適化ロボット「MOTOMAN-EPX2050」、「MOTOMAN-EPX2750」を開発し12月21日から発売すると発表した。

同社は塗装ロボットで国内シェアトップ。新型ロボットは、ロボットアーム上に塗料切り替え機器の取り付けが可能で、塗装色切り替え機器から塗装ガンまでのチューブを最短化できる。色換え時に発生するチューブ内残留塗料や洗浄液を最小限にでき、ランニングコストの低減、塗装色の切り替え時間の短縮が図れる。

また、ロボット動作制御やロボット動作に同期した塗装スプレーオン/オフ、塗料切り替え機器の制御も可能で、精密な制御により塗装時間の短縮や塗装品質の向上が図れる。塗装の動作プログラムの作成を容易にする塗装専用命令や、塗装条件管理ファイル機能なども準備している。

さらに、各種ネットワークにも対応しホストコンピュータや生産ライン周辺機器(防爆エリア外)との通信にも対応している。

価格はオープン価格。

現在、同社は塗装用途最適化ロボットとしてEPXシリーズを展開中で、今回の追加によりロボットアームのリーチが1250mmから2900mmまでのラインアップが完了、多様化する顧客ニーズに対応していく。

《レスポンス編集部》

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