ふれあい試乗会---高級車、高性能車の走りと運転技術の妙を味わう

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10月29、30日に東京・お台場で開催されたモータースポーツジャパン。そのB会場で開催された「母と子の楽ラク運転講習会」の隣では、同じくAJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)による「ふれあい試乗会」が実施された。

今回はそのドライバーを務めさせていただいたので、そこからの視点で語らせてもらおう。

この「ふれあい試乗会」は自動車メーカー、インポーターから提供を受けた試乗車を我々ジャーナリストやレース経験のあるドライバーなどが運転し、助手席や後席に乗った来場者にそのクルマの走りの楽しさ、走行性能などを解説するもので、今回で2回目となる。

用意された試乗車はスズキ『ソリオ』からスバル『インプレッサSTI』、メルセデスベンツ『SLK』にキャデラック『CTS』、レクサス『IS F』やアウディ『R8スパイダー』、トヨタ『FJクルーザー』などバラエティに富んだラインナップ。

しかし同乗者からの「目一杯で行って下さい」とか「全開でお願いします!」というリクエストの多いこと。どうせ同乗試乗なら自分ではできない運転、味わえない世界を体感してみたい、というところだろうか。

こちらもクルマ好きだけに、そんな気持ちに応えたいところだが、ここはサーキットではないし、借り物のクルマでは遠慮も抜けない。せめてスタートダッシュだけは全開で味わってもらい、コーナーではタイヤの限界を超える挙動を味わってもらった。

コーナーでの横Gを長く味わってもらおうとコースを目一杯使ったり、切り返しでは鋭い動きを見せたことも喜んでもらえたようだ。クルマによる乗り味の違いはもちろん、運転によっては思いもよらない動きをみせるクルマの奥深い楽しさを知ってもらえた。

だが取っ換え引っ換えクルマを乗り換え、乗員の数や重量もその都度変わる中では、クルマの動き方がコロコロと変わり、かなり集中力を要求されたので、こちらも手応えのある仕事だった。

試乗コースの隣は自動車メーカーやインポーターのブースが並び、さながら屋外ミニモーターショーのようで、ディーラーの営業マンより知識の深い説明員との会話を楽しんだマニアもいたようだ。

この「ふれあい試乗会」と同様のAJAJによる同乗試乗会は、来たる東京モーターショーでも実施される。AJAJ会員によるガイドと合わせ、モーターショーのお楽しみだ。

《高根英幸》

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