首都高速道路と同様に、阪神高速道路も2012年1月1日から対距離料金制へ移行する見通しだ。
首都高と同様に出資する地方自治体の議会承認が必要で、これが11月7日で完了する見通しのため、国土交通省の許認可は首都高より遅れている。
料金制度の変更は首都高とほぼ同様で、現行の阪神西線500円、東線700円、南線500円という均一料金圏制度を撤廃し、利用距離6kmまでが500円、以後6kmごとに100円ずつ加算され、24kmを超えると上限の900円となる料金体系に移行する。
距離制料金への移行に当たり、NEXCO・本四との乗り継ぎ割引(100円)のほか、西線内々利用割引(100円)、端末区間割引、物流事業者向け割引の拡充、新神戸トンネルの移管などを行う。