高速道路で使われた横断幕が、学生たちの手でトートバッグとして蘇った。中日本高速が横断幕を提供、ヒューマンアカデミー名古屋校の学生が商品に仕上げた。
横断幕は高速道路上にかかる高架橋などに掲示し、運転者に注意を促すもの。屋外掲示されることが前提で作られているため、素材は厚手の布に防水加工が施されている。
「後部座席にもシートベルト!」などの標語や中日本高速のロゴ、イラストなど横断幕に描かれたものがそのまま生かされデザイン性も、機能性も高い。
学生たちが作った製品は、ヒューマンアカデミー名古屋校が11月3日に開催する文化祭会場で限定販売される。売り上げの一部は東日本大震災の義捐金として寄付される。