ニフコが発表した2011年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比30.7%減の50億0100万円の減益となった。売上高は同5.9%減の571億5600万円だった。
合成樹脂成形品事業は、韓国自動車メーカーの伸長により販売が伸びたものの、日系自動車メーカーでは震災後の稼働低下の影響を受け減収となった。
損益も売上げの減少の影響で、経常利益は同34.0%減の44億9600万円、当期純利益が同41.9%減の26億4600万円だった。
通期業績見通しは、国内を中心に日系自動車メーカーの生産回復で販売が当初計画を上回ったことで上方修正。売上高は当初予測より50億円プラスの1200億円、営業利益は同10億円プラスの110億円、経常利益が同10億円プラスの105億円、最終利益が同8億円プラスの68億円とした。