ホンダのインド現地法人のホンダシエルカーズインディア・リミテッドは27日、アジア市場向けに開発した小型車『ブリオ』を5月のタイでの発売に続き、インドでの販売を開始したと発表した。
ブリオは、タイやインドなどのアジア地域で拡大する小型ハッチバック市場に向けて新開発したモデル。ホンダのマン・マキシマム/メカ・ミニマム思想を進化させ、都市でも扱いやすいコンパクトな車体サイズに、存在感を主張するデザインとゆったりとした室内空間を実現している。
1.2リットルi-VTECエンジンを搭載し、現地の環境に適した使い勝手の良い走行性能や耐久性、燃費性能を追求することで、急速に拡大する小型ハッチバック市場のニーズに対応したモデルとなっている。
インド仕様車は、鋼板やエンジンなどの部品調達の現地化を進めることで、39万5000ルピー(約71万円)という低価格を実現している。