【フランクフルトモーターショー11】英国製スーパーSUV、エメラ…ベースは カイエン と判明

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英国エタニティモータースのエメラ(フランクフルトモーターショー11)
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英国ロンドンの新興自動車メーカー、エタニティモータースは13日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー11において、『エメラ』(HEMERA)のプロトタイプを初公開。同社の発表で、その正体が判明した。

エメラは同社が立ち上げた新ラグジュアリーカーブランド、「エタニティ」の第1号車。「スーパーSUV」を開発コンセプトに掲げる。

同社の発表によると、エメラの車台には、フォルクスワーゲングループの最新世代大型SUV用プラットフォームを使用。このことから、車台にはフォルクスワーゲン『トゥアレグ』、ポルシェ『カイエン』、アウディ『Q7』と同じものが使われていることが分かる。

さらに同社は、「エンジンは4.8リットルV8ツインターボ」と発表。これは『カイエンターボ』用がベース。ただし、最大出力はカイエンターボ用の500psから、620ps以上へチューニング。最高速290km/h以上(カイエンターボは278km/h)というパフォーマンスを実現する。

エメラはロンドンの工場で手作業により生産され、2012年夏に市販予定。英国ベース価格は、約15万ポンド(約1800万円)だ。欧州だけでなく、中国や日本での販売も計画している。

《森脇稔》

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