いすゞ自動車が発表した2011年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比39.7%減の143億円と大幅減益となった。
東日本大震災による部品不足でトラックの生産を減産したため。売上高は同22.4%減の2843億円と大幅減収となった。国内販売台数は同25.4%減の8000台、海外販売も同26.2%減の6万9000台と落ち込んだ。
収益では売上減などで123億円、為替差損で15億円などの減益効果があり、営業減益となった。経常利益は同37.9%減の143億円と減益だった。
当期純利益は同29.6%減の87億円となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。