富士通テン、フレキシブルな人員配置へ…組織改正

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富士通テンは、組織の簡素化による業務の効率化、フレキシブルな人員配置を行うため、5月1日付けでチーム制を廃止するなどの組織改正を実施した。

チーム制を廃止するのは経営監査室、コーポレートコミニケーション部、人事総務統括部、財務経理統括部、情報システム統括部。

構造改革を推進するため「BR業務改革推進室」を新設する。財務経理統括部は、財務経理統括部原価管理部を廃止し、3部から2部体制とする。資金会計と財務会計に関する業務の一本化、管理会計と財務報告に関する業務の強化が狙い。

将来のIT技術力を強化するため、情報システム統括部先行技術部を新設するとともに、システム開発の効率化、生産性を高めるため、開発技術部と開発部を情報システム統括部開発部に統合する。

今後のIT環境整備に必要なIT戦略企画を強化するため、情報企画部内にグローバル機能を統合、情報システム統括部グローバル企画室は廃止する。

また、海外マーケティング強化のため「グローバルビジネス企画推進部」を新設する。通信ビジネス強化のため、アフターマーケット営業統括部通信営業部の一部業務をECLIPSE営業部に移管し、通信ビジネスに特化する。

海外サービス対応を強化するため、サービス統括部海外サービス部を新設する。

さらに、富士通との連携やEMSビジネスの検討・推進のため、BRマニュファクチャリング・サービス室を新設する。海外での生産準備の現地化を加速するため、生産技術統括部グローバル生産技術室を新設する。

このほか、人材育成機能をグローバル推進部に移管して、人材育成センターを廃止する。

《レスポンス編集部》

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