1日に開幕したジュネーブモーターショー。2輪と4輪をミックスさせたような斬新なスーパーカーが目を引いた。
これはフランスのデザイン専門学校、ESPERA SBARROが手がけた『エヴォルツィオーネ』と呼ばれるスタディモデル。25名の学生が3か月以上をかけて、未来的なスーパーカーを完成させた。
学生達は、4輪車よりも2輪車のシルエットをデザインモチーフとして重視。前から見ればランボルギーニを思わせるスーパーカー、後ろから見ればモーターバイクという独創のデザインスタディに仕上げられている。
リアに置かれるエンジンは、アウディ製の1.8リットル直列4気筒ガソリンターボで、最大出力180psを発生。室内は3名乗りで、運転席が中央に置かれ、その後方に2席がレイアウトされる。これは『マクラーレンF1』と同じアイデアだ。
このエヴォルツィオーネ、見た目はどことなく映画『トランスフォーマー』シリーズの「オートボット」風。残念ながら、変身はしないようだ。