【ジュネーブモーターショー11】キアのコンパクト、リオ新型がデビュー

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キア リオ
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ヒュンダイとともに欧州市場での存在感を増している韓国メーカー、キアモーターズ。3月1日に開幕したジュネーブモーターショーでは、新型『リオ』がワールドプレミアを飾った。

リオは、欧州Bセグメントに属するキアのコンパクトカー。韓国では『プライド』のネーミングで販売中だ。2代目モデルは2005年の発売以来、累計世界販売が86万台を突破。2010年は21万9000台を売り上げ、同社3番目のベストセラーに君臨している。

新型は3代目に当たり、ボディタイプは欧州では3ドアと5ドアの2種類を用意。フロントマスクは、ヘッドランプとグリルを一体デザインとし、同社のファミリーフェイスを構築。「ラテンフレア」をキーワードに、躍動感あふれるボディスタイルを表現した。

ホイールベースは現行比で70mm伸ばされ、2570mmに。これにより、後席のゆとりを拡大させた。荷室の容量も増え、292リットルを確保。ボディサイズは現行比で、55mm長く、25mmワイド、15mm背が低い。

エンジンは、ディーゼルが1.1リットルで最大出力70ps、CO2排出量85g/km。2012年には、1.2リットルの直噴ガソリンターボ「GDI」が追加される。

同社のスンナム・リー海外マーケティング担当部長は、「新型は大きく進化した。顧客が欲しいと思えるデザインを狙った」とコメントしている。

《森脇稔》

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