富士機工が発表した2010年4〜12月期(第3四半期)の連結決算は、経常利益が前年同期の3.7倍の50億5600万円となった。
売上高は前年同期比21.4%増の720億6700万円と大幅な増収となった。国内の自動車生産台数がエコカー補助金制度の効果や輸出が好調だったため、増産され、同社の受注も順調に増加した。
収益では、増収効果に加えて、徹底した合理化活動などの効果もあって、営業利益は同221.4%増の52億7400万円となった。当期純利益は同285.2%増の36億3800万円となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。