IRジャパン、HVモデル向け車載用パワーMOSFETを追加設定

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インターナショナル・レクティファイアー・ジャパン(IRジャパン)は、従来の内燃機関の自動車、マイクロハイブリッド車、ハイブリッド車などの負荷の大きいモデル用途に適している耐圧40~100Vの車載用パワーMOSFETシリーズに新たに13品種を追加して発売した。

今回の車載用MOSFETは、オン抵抗(内部抵抗)が低くなるようにしている。耐圧55Vの製品ではオン抵抗の最大値が8mΩの製品もラインナップする。ゲートの駆動が簡単で、部品点数を削減でき、回路基板の面積が小さくて済む標準論理レベルで動作するMOSFETも設定する。

製品はIRの車載品質イニシアチブの対象製品として、完全自動化されたウエハー・レベルの目視検査を実施しており、動特性や静特性の試験も行っている。

車載部品の品質規格AEC-Q101では、1000サイクルの温度試験の後でオン抵抗の変動が20%未満が基準だが、IRの独自基準で5000サイクルの温度試験を行った結果、最大オン抵抗の変動は12%だったとしている。

10万個購入時の単価は、AUIRFR120Zが0.20米ドルから。

《レスポンス編集部》

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