セゾン自動車火災保険は7日、1歳刻みの保険料体系を採用した通販型自動車保険『おとなの自動車保険』を、11日から販売開始すると発表した。年齢別の事故率を反映させ、事故率の低い40代、50代が最も割安になる保険料体系とした。
主な運転者の年齢による1歳刻みの保険料体系は業界初。同社の自動車保険は従来、同居の家族の中で最も若い運転者の年齢によって「運転者年齢条件」を設定しており、保険料が最も安くなる条件設定は「35歳以上補償」までだった。
おとなの自動車保険では、従来の「運転者年齢条件」を廃止して、主な運転者の年齢による1歳刻みの保険料体系を採用したことで、40代、50代が最も割安な保険料となるとともに、家族で車1台を共有する場合にも合理的な保険料の設定が可能になるとしている。
45歳の場合の保険料を比較すると従来商品で3万1800円だったものが、2万5440円になるという。また「対人賠償」、「対物賠償」、「無保険車傷害」の基本補償を業界で初めてすべて無制限としたほか、インターネットを通じてで加入すれば、新規・更新を問わず1万円割り引くのも特徴。