トヨタ自動車の豊田章男社長は1日、トヨタの新年にあたっての決意表明を自身のブログで伝えている。
新聞におけるトヨタの元旦広告メッセージ「あなたの描く夢に、私たちの描く未来を、重ね合わせたい」について、豊田社長は「この言葉は、新年にあたってのトヨタの決意表明でもあります」と語る。
2010年は、リコール問題の発生でトヨタや豊田社長にとって大変な年となったが、同時に多くのことを学んだ一年であったといい、豊田社長なりに色々なことを考えるなか、「トヨタは、お客様に選ばれる企業でありたい」、「トヨタをお選びいただいたお客様に、幸せになっていただける企業でありたい」との結論に辿り着いたという。
豊田社長は「結局のところ、トヨタの存在意義は、突き詰めれば“お客様の幸せのためではないか?”と思うのです。ですから、私たちは、お客様に喜んでいただける“もっといいクルマをつくること”に常に挑戦し続けなければならないのです」と、決意表明の言葉に込められた思いを語っている。
ブログの最後では、「夢のカタチは人それぞれかもしれませんが、ひとつでも多くの夢を実現するために、トヨタは今年も全力で走り続けます。今年も応援よろしくお願いします」と締めくくった。