J.D.パワーアジア・パシフィックは、日本の小型トラック顧客満足度調査の結果を発表した。
調査は、全国の緑ナンバーのトラック貨物輸送事業者の経営者を含む車両購入決定権者を対象に、各事業者が保有する小型トラックのメーカーと販売店に対する総合的な顧客満足度を調べたもので、今回が5回目。今年は7月から8月にかけて郵送調査を実施し、1947の事業者から回答を得た。1事業者につき最大2メーカーまで評価してもらったため、回答数は計2971件。
小型トラックの顧客満足度の調査では、アフターサービス、営業対応、コスト、商品について評価してもらった。
ブランド別総合満足度ランキングの結果、6ブランドのうち、前回2位だったトヨタが1位となった。また、前年1位だった日野は2位に転落した。ちなみにトヨタの小型トラックは日野がOEM(相手先ブランドによる生産)供給しており、製品はほとんど同じ。
3位のいすゞまでが業界平均以上のスコアだった。
4位はUDトラックス、5位が三菱ふそう、6位が日産自動車だった。