昨年、グランプリデビューのチャンスを掴むきっかけとなったアブダビGPに挑んだザウバーの小林可夢偉(14日決勝)。目標だった2年連続入賞はならなかったが、ベストは尽くせたと語る。
「シーズン最後のレースで入賞したかっただけに、結果にはガッカリした。でもベストは尽くした。オーバーテイクできる方法はなかったけどね」
「マシンは良かったが、作戦にはツキがなかった。アクシデント後のセーフティーカーで早めにピットインするマシンがいたため、あまり僕たちの作戦が活かされなかった。スタートでは2つポジションをあげることができたけれど、その後は前に押さえられてフルスピードで走ることができなかった」
「最後に、偉業を達成したセバスチャン(ベッテル)には、心からおめでとうと伝えたい」と可夢偉は語った。