まさか幕張メッセで本物のモグラを見られるとは思っていなかった。
新型モグラとり器を製造する小西製作所のブースには、モグラとり器の実際の使用状態を再現するケースの隣に、捕獲されたモグラが並べられているのである。
代表の小西さんは、モグラ取りの名人としてTVで紹介されたこともあり、25年以上、モグラの研究をしている人物。従来のモグラとり器は、スプリングを使用しており、捕獲するとモグラが死んでしまうばかりでなく、取り扱う人がケガをすることもあったとか。
小西製作所が開発した新型モグラとり器は、安全で確実にモグラを捕獲できる上に、掘り返さなくても上部のシグナルの変化でモグラが捕獲できたか分かるようになっているのがミソ。
ガーデニングや家庭菜園などでモグラの被害に悩んでいる人にはぜひ試してほしいと思うアイデア商品だ。
ちなみにモグラを生きたまま捕獲することは難しく、大変珍しいので、このショーの後、大学の研究室がモグラを引き取りにくるとか。害獣を駆除できるばかりか、副収入として一石二鳥かも。
2010 JAPAN DIY HOMECENTER SHOWは、8月28日まで幕張メッセにて開催中。