スズキのインド新車販売、17.3%増…6月実績

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スズキのインド子会社、マルチスズキは1日、6月のインド新車販売の結果を公表した。総販売台数は、8万8091台。前年同月比は17.3%増と、好調が続いている。

8万8091台の販売台数の内訳は、インド国内が前年同月比17.9%増の7万2812台、輸出が14.6%増の1万5279台だ。

車種別では、主力のA2セグメントの『アルト』『ワゴンR』『ゼン・エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『Aスター』が、トータル5万1418台を販売。前年同月比は、11.4%増を記録した。

また、A2セグメントの下に位置するCセグメントでは、『オムニ』『バーサ』『イーコ』が、前年同月比43.9%増の9914台をセールス。A2セグメントの上のA3セグメントでは、『SX4』『デザイア』が32.5%増の8081台を売り上げている。

MUV(マルチ・ユーティリティ・ビークル)部門では、『グランドビターラ』(日本名:『エスクード』)と『ジプシー』(日本名:初代『ジムニーシエラ』)が、合計1309台を販売。前年同月比588.9%増という人気を示した。

マルチスズキの今年度第1四半期(4~6月)の累計新車販売は、前年同期比25%増の28万3324台。2009年度の101万8365台を上回る年間最高記録更新に向けて、順調なスタートを切っている。

《森脇稔》

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