メルセデスベンツ『SLS AMG』の開発にあたっての目標は「 “圧倒的なドライビングパフォーマンス”、“卓越したハンドリングがもたらす軽量剛性ボディとバランス”、“メルセデスのスーパースポーツのアイコンとなるスタイリング”の3つです」と話すのはメルセデス・ベンツ日本副社長の上野金太郎さん。
スタイリングの最大の特徴は、『300SL』のデザインアイコンであるガルウイングドアを採用したことであるという。「これは70度の角度で上方に開き、優れたスタイリング性を備えるとともに369mmという低いシートポジションへのスムーズな乗降を可能としています」という。
「美しさと快適さとの両立、まさにメルセデスならではのデザイン哲学を体現しているといえるでしょう。ガルウイングはSLS AMGを象徴する最大のデザインエレメントなのです」
もうひとつの大きな特徴として「ロングノーズショートデッキという、最もスポーツカーらしいプロポーションがあげられます」と語った。