ジヤトコ、伊藤忠テクノとオラクルの新営業情報管理システムを導入

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伊藤忠テクノソリューションズと日本オラクルは、ジヤトコの「新営業情報管理システム」を構築し、5月から稼働を開始した。

新営業管理システムには、オラクルのSaaS型CRMアプリケーション「オラクルCRMオン・デマンド」を採用する。システムの設計、構築、運用は伊藤忠テクノが主に担当する。

ジヤトコは、自動車用変速機の専門メーカー。日本、メキシコ、中国の生産拠点から、数多くの自動車メーカー向けにグローバルに商品を供給している。今回ジヤトコが導入した新営業情報管理システムは、顧客企業やその担当者情報、商談やプロジェクトに関する設計図、報告書や顧客連絡先などの情報と、それらに付随する周辺情報を統合的に管理するシステムを目指した。これにより顧客、商談、プロジェクトの情報を紐付けて、各軸で情報を検索し、参照することが可能になる。

営業担当者は、顧客に関連する情報を包括的に把握した上で、顧客に対応することで顧客満足度の向上に役立ててもらう。

ジヤトコでは、まず国内の営業部に今回の新営業情報管理システムを導入する。SaaS型の特長である柔軟に拡張が可能な点を活用し、今後は、生産開発部門や北米、フランス、韓国などのグローバルな各拠点の営業部門に順次展開する予定。

《レスポンス編集部》

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