17日午後0時40分ごろ、山梨県北杜市内にあるガソリンスタンドで、給油に訪れた乗用車が炎上する事故が起きた。クルマは全焼し、運転していた62歳の男性がヤケドなどで意識不明の重体。スタンドの従業員も軽傷を負っている。
山梨県警・北杜署によると、運転席にいた男性は自力で車外に脱出することができず、従業員によって助け出されて甲府市内の病院に収容されたが、全身のヤケドで意識不明の重体。従業員も手などをヤケドする軽傷を負っている。
現場は北杜市大泉町西井出(N35.51.34.3/E138.23.43.6)付近にあるフルサービスのガソリンスタンド。出火は給油開始の直後だったが、クルマの給油口からは出火した形跡が無かった。また、クルマの助手席にはガソリンとみられる可燃性の液体が入れられたポリタンクが置かれており、封が開けられた状態だった。
警察や消防ではポリタンク内の液体に何らかの火が燃え移り、出火に至ったと推測している。