埼玉県警は14日、約20年間に渡って無免許運転を日常的に続けていたとして、埼玉県日高市内に在住する40歳の男を道路交通法違反の現行犯で逮捕した。男が所有するクルマは当て逃げ事故の容疑車両で、張り込みの過程で無免許ということが発覚したという。
埼玉県警・川越署によると、逮捕された男は14日の午前5時55分ごろ、日高市森戸新田(N35.54.49.5/E139.22.52.7)付近の国道407号で、自己所有の乗用車を無免許で運転した疑いがもたれている。
男が運転していたクルマは2009年11月に川越市内で発生した当て逃げ事件の容疑車両で、無車検(無保険)の状態だった。捜査の過程で逮捕した男が日常的に運転していることがわかったが、この男に免許の取得歴が無いことも判明。張り込みを続けていたところ、逮捕当日の運転を確認。強制抑止して身柄を確保した。
調べに対して男は「約20年前に教習所に通ったが、免許は取っていない」と供述。無免許運転については容疑を大筋で認めているという。警察では当て逃げについても男が関与した疑いがあるとして、厳しく追及する方針だ。