ため池に転落、75歳男性が死亡

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10日午前6時55分ごろ、京都府京田辺市内にある農業用のため池に乗用車が沈んでいるのを通行人が発見。警察に届け出た。運転していた75歳の男性は車内に取り残されたままで、救出後に死亡が確認された。

京都府警・田辺署によると、警察が事故発生を認知したのは10日午前6時55分ごろ。池の付近にある農道を通りかかった人から「ため池に乗用車が沈んでいる」との通報が寄せられた。

消防が救出を開始。通報から約1時間後にクルマを引き揚げ、車内に取り残されていた高齢男性を救出したが、まもなく死亡していることが確認された。後の調べで、死亡したのは宇治市内に在住する75歳の男性と判明している。

現場は京田辺市興戸宮ノ前(N34.48.14.1/E135.46.11.6)付近で、幅員約2mの農道。クルマは路外に逸脱し、そのまま池に転落したとみられている。男性は9日午前に自宅を出たまま行方がわからなくなっていたが、事故発生の時間帯はよくわかっていない。警察では遺体を司法解剖し、死亡した時間の特定を進める方針だ。

《石田真一》

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