7日午後10時20分ごろ、神奈川県相模原市南区内の国道16号で、バス停に停車していた大型路線バスに対し、後ろから進行してきた乗用車が追突する事故が起きた。この事故でバスの乗客乗員11人が負傷。警察は追突車を運転していた23歳の男を逮捕している。
神奈川県警・相模原南署によると、乗用車はバス停に停車していた神奈川中央交通バスの運行する路線バス(相模大野駅発/相模原駅行き)に追突。双方の車両は中破し、バスの乗客10人と29歳の男性運転手が打撲などの軽傷。乗用車に同乗していた40歳の男性も骨折などの重傷を負った。
乗用車に装着されていたのは偽造されたナンバープレートで、警察はこのクルマを運転していたカンボジア国籍を持つ23歳の男を道路運送車両法違反(不正使用等禁止)容疑で逮捕。自動車運転過失傷害容疑についても調べを進めている。
現場は相模原市南区東大沼1丁目(N35.32.41.7/E139.25.35.4)付近の国道16号で、片側2車線の直線区間。調べに対して男は「タバコに火をつけている最中に衝突した」などと供述しており、偽造ナンバー装着についても「自分がやった」などと認めているようだ。ナンバーは切り取り加工されており、警察では元になったナンバーの入手先について男を厳しく追及している。