オリックス自動車は7日、カーシェアリング車両の台数が2010年3月末で1000台を突破したと発表した。業界としては最多となる。これに伴いウェブ上での入会手続きが可能となったほか、カーシェアリングサイトのリニューアルを実施した。
オリックス自動車は2002年4月に国内で初めてカーシェアリング事業を21台から開始した。以後拡大を続け、2010年3月末で合計786拠点、1006台となった。内訳は首都圏エリアで568拠点786台、中部エリアで55拠点79台、近畿エリアで113拠点141台となっている。
1000台突破に伴い、4月1日よりウェブサイト上でのカーシェアリング会員入会受付けを開始、7日にカーシェアリングサイトのリニューアルを実施した。これまで入会には店舗での手続きが必要だったが、ウェブ上で完結できるほか、利用手順や注意事項などを動画で見ることができるなど大幅に利便性を高めた。24時間いつでも受付できるのも特徴だ。
また、4月30日までの期間、ウェブサイトから入会した人に利用手数料5250円が半額になる「1000台突破記念キャンペーン」を実施する。同キャンペーンではさらに、入会時にアンケートに答えることで、入会時の月額基本料、Aプラン2980円・Bプラン980円が無料となる。
オリックスのカーシェアリングは、コンビニエンスストアとの連携や電気自動車の導入など、常に新しい取組みを実施している。同社は「サービスの向上を図るとともに、コスト削減や環境負荷低減に役立つカーシェアリングの普及拡大に努めて行く」としている。
オリックスカーシェアリング URL
http://www.orix-carsharing.com/