3月29日午前6時40分ごろ、静岡県沼津市内の国道414号で、JR線をくぐるガードを通過しようとした大型トラックが曲がりきれずに側壁へ接触。身動きが取れずに立ち往生する事故が起きた。撤去に手間取り、現場のガードは約5時間に渡って不通となった。
静岡県警・沼津署によると、現場のガードは幅が約3.7mで高さが4.1m。立ち往生したトラックは幅が2.5mで高さが3.8mとなり、通常ならば通過に問題はなかったが、後輪タイヤがバーストしており、これが原因でコントロールを失って壁に接触したとみられる。
ガード手前は緩やかなカーブとなっており、上方の余地も無いことから車体の引き抜きは困難を極めた。人的な被害は無かったものの、JR沼津駅を挟んで南北を結ぶルート2本のうち1本が使えなくなったことで周辺の交通は混乱。朝のラッシュ時に差し掛かっていたこともあり、同駅周辺で激しい渋滞が発生した。
現場は沼津市大手町1丁目(N35.6.3.2/E138.52.5.8)付近の国道414号。大型トラックはJR御殿場線下を通るガードへ差し掛かった際に路外へ逸脱。左側の壁面に接触して身動きが取れなくなった。