9日未明、三重県松阪市内の国道42号を走行していた軽乗用車が対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側の電柱に衝突する事故が起きた。この事故で車外に投げ出された16歳の少年が死亡。14歳と16歳の少女が重傷を負っている。
三重県警・松阪署によると、事故が起きたのは9日の午前0時5分ごろ。松阪市船江町(N34.35.22.5/E136.31.33.3)付近の国道42号を走行していた軽乗用車が対向車線側へ逸脱。道路右側の電柱に衝突した。
衝突によってクルマは大破。運転していた同市内に在住する16歳の少年が車外に投げ出され、全身強打が原因でまもなく死亡。後部座席に同乗していたとみられる14歳の少女が頭部強打で意識不明の重体。助手席に同乗していたとみられる16歳の少女も骨折などの重傷を負った。全員シートベルト未着用だったようだ。
現場は片側2車線の直線区間。警察では前走車を追い抜こうとした際にハンドル操作を誤った可能性が高いとみている。警察は運転していた少年を被疑者死亡のまま、自動車運転過失傷害や道路交通法違反(無免許運転)容疑で書類送検する方針だ。