光岡自動車が3月3日より発売する『ガリュークラシック』は、『ガリュー 2-04』をはさみ、ガリューとして5代目のモデルとなる。
歴代ガリューは、初代モデルではタクシー車両の日産『クルー』をベースとしていたが、2代目では『セドリック』、3代目では『フーガ』と、上級モデルを採用していた。今回、トヨタ『カローラ』をベース車両とすることで、価格が234万5000 - 313万円と従来より低く抑えられている。
昨今の経済不況もあって、エントリー価格を下げる“ダウンサイジング”といった面もあるようだが、光岡自動車の河村賢整取締役副社長によると「ガリューのユーザー層は40 - 50代、70代、といったところ」といい、「いろいろな機能がついていても使いこなせない、クルマとしての基本性能が良ければいい」というユーザーの声を反映したものという。