トヨタケーラムは、ソリッド・サーフェス融合3次元CAMシステム「Caelum KKen」(ケーラムケン)の最新バージョンである「Ver4.3」を2月24日に発売、順次出荷を開始する。
ケーラムケンは1999年の発売以来、2軸から固定5軸までバリエーション豊かな加工機能で、自動車向け金型(プレス・樹脂・鍛造・鋳造)といった大物から、腕時計のような超精密部品金型、木型、モデル加工までに対応する。
今回のバージョンアップでは、対応する加工機の種類を大幅に拡大し、工具コスト低減や多面加工での工程短縮を実現したほか、測定データから加工用データを直接作成することで試作品の製作などの作業効率を改善できる。加えて編集機能、レスポンスの大幅改善により、作業効率をさらに向上できるとしている。