JFEスチールは、西日本製鉄所・倉敷地区第3高炉の改修工事を完了し、2月11日に4次(4回目)となる火入れを行った。
今回の改修では、炉容積を4359立方mから5055立方mに拡大した。また、高炉制御室と制御システムを全面更新し、生産の効率化を図る。
高耐蝕性レンガの採用、炉体冷却設備の強化などの炉寿命延命対策も施し、長寿命化を図った。
倉敷地区の第3高炉の火入れで、西日本製鉄所で現在休止しているのは福山地区の第3高炉だけとなる。
同社は、今後も生産体制の効率化を図るため、全社で最適な高炉操業体制を構築していくとしている。