全体相場は続落。円高の進行をを嫌気し、輸出関連株を中心に全面安。平均株価は前週末比242円安の1万0202円と大幅に下落した。自動車株は円相場が1ドル=90円台前半に上昇したことから、業績悪化に対する警戒感が強まり全面安。
フォルクスワーゲンは11日、2011年までに中国へ総額40億ユーロ(約5300億円)の投資を行うと発表した。中国内2工場の設備増強などを実施する。
ダイムラーは10日、欧州向けの『GLK』に2つの新グレードを追加した。どちらも最新クリーンディーゼルを搭載し、運動性能と環境性能を高レベルでバランスさせている。
8日に発表されたホンダの二輪車用オートマチックトランスミッション「CVマチック」。このシステムは、2010年にアセアン地域で発売するカブタイプの二輪車に登載される予定。現在、世界中の人々の「脚」として愛されている『カブ』が、フルオートマチックに生まれ変わるのだ。
ホンダは、排気量125CCの新型スクーター『PCX』を2009年11月からタイで生産・発売する。PCXを生産するタイホンダマニュファクチュアリングは、2010年初頭から、アセアン地域に加え、日本、欧州、アメリカなどにもPCXを輸出する予定で、二輪車のグローバル拠点となる。
丸紅は、タイ国最大のエネルギー企業PTT社傘下の石油精製・石油化学事業会社IRPC社からコジェネレーション発電(電気・蒸気併給)設備建設一式を単独受注した。契約金額は約1億2400万ドルで、完工は2011年5月の予定。
日本板硝子は、株式報酬型ストックオプションとして新株予約権を発行すると発表した。
住友金属鉱山は、BASF キャタリスツ アジア ビーブイ(BASF BV)と共同でエヌ・イー ケムキャット(NEケムキャット)の株式公開買付(TOB)を実施すると発表した。
住友金属鉱山は、フィリピンでニッケル・コバルト混合硫化物を製造する100%子会社のタガニートHPALニッケル・コーポレーション(THPAL)が新たな事業を開始することを決定した。
新日本製鐵は、大分製鉄所第1高炉が改修工事を経て、再稼働したと発表した。第1高炉の炉容積は、同所第2高炉と同じ世界最大の5775立方mで、最新鋭の技術を導入した「世界最大ツイン高炉体制」がスタートした。