阪神高速道路は18日、1995年に発生した阪神淡路大震災で被災した高速道路損傷構造物を展示している「震災資料保管庫」をリニューアルすると発表した。
震災資料保管庫は、阪神淡路大震災の被災・復旧経験を風化させることなく後世に語り継ぐため、社会貢献活動の一環として、1999年10月に開設した。これまでにも、行政関係者や専門技術者、小学校の地震防災学習の観点での見学など、多くの人が来場している。
震災が発生して15年、震災資料保管庫開設10年を機に、阪神高速道路の沿道地域の住民や、被災経験のない「未来の技術者の卵」である子供たちにもわかりやすくするため、施設をリニューアルする。
2010年1月17日からリニューアルした震災資料保管庫を公開。施設見学の申し込みはウェブサイト上で受け付ける。