共和工業所が発表した2010年4月期第2四半期の単独決算によると、営業損益は2億3100万円の赤字に転落した。前年同期は8億9400万円の黒字だった。
売上高は前年同期比60.7%減の23億5100万円と前年同期の半分以下に落ち込んだ。主力である建設機械向け製品の需要が、建設機械メーカーの在庫調整の影響もあって大幅に落ち込んだほか、自動車用鍛造部品も、前年同期を下回った。
売上げの急激なマイナスで収益も悪化、経常損益は1億3500万円の赤字、当期損益は5900万円の赤字となった。
通期業績見通しは売上高が同36.2%減の55億5000万円、営業赤字が1億5000万円、経常赤字が1400万円で、最終損益は800万円の黒字となる見通し。