ヤマハ発動機は、2010年4月以降のラグビー部「ヤマハ発動機ジュビロ」の活動を正規社員選手によるチーム編成にすると発表した。
同社のラグビー部は、ジャパンラグビートップリーグに所属する強豪。しかし、同社の経営状態が大幅に悪化しており、外国人選手を抱え、セミプロ的だったラグビー部を正規社員にすることで、コストを削減する。
同社では「昨年来の厳しい経営環境を踏まえ、ラグビー部のあり方について検討を進めてまいりましたが、今回の決定に至った」としている。
自動車業界は業績悪化に伴って社会人スポーツを相次いで見直しており、三菱ふそうトラック・バスや日産自動車は野球部の活動を休止している。
ヤマハ発動機では今シーズンの活動は、現在のチーム編成を維持するとしている。