バンドー化学が10日に発表した2009年9月中間期の連結決算は、売上高が前年同期比27.2%減の347億2200万円となった。
自動車用伝動製品は、リブエースなどの補機駆動用ベルトやオートテンショナ、一方向クラッチ内蔵プーリなどの補機駆動用のシステム製品の販売は、徐々に回復しているものの、前年に比べて不振だった。運搬ベルトや一般産業用伝動ベルト製品なども減収となった。
収益では売上げ減少の影響で、営業利益は同53.4%減の9億5000万円、経常利益は同55.6%減の10億0300万円、当期純利益が同55.0%減の5億7300万円となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。