今仙電機製作所が10日に発表した2009年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比54.2%減の15億1300万円と半減した。
売上高は同32.3%減の336億4200万円と大幅な減収となった。自動車部品関連事業の売上げが同32.2%減となったほか、ワイヤーハーネス関連事業も工作機械関連機器向けが大幅に減少したため。
収益も売上げの低迷の影響で経常利益は同47.6%減の17億1100万円だった。当期純利益は同58.7%減の7億9400万円となった。
通期業績見通しは固定費の削減や原価低減による効果で上方修正した。売上高が同17.6%減の716億円、営業利益が同3.0%増の38億円、経常利益が同34.1%増の37億円、最終利益が同32.8%増の20億円と減収増益となる見通し。