ニチリンが発表した2009年1 - 9月期(第3四半期)の連結決算は、営業損益が7億7500万円の赤字だった。前年同期は13億4100万円の黒字だった。
売上高は前年同期比38.1%減の198億1800万円と大幅な減収となった。日本、北米、その他地域での売上げが半減したため。アジアは堅調だった。
損益では受注回復の遅れや円高の影響で経常損益は6億9500万円の赤字、当期損益は9億7400万円の赤字だった。
通期業績見通しは自動車メーカーからの受注が回復しているため上方修正した。売上高が同26.2%減の283億円、営業損益が8億円の赤字、最終損益が10億円の赤字となる見通し。